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点数を上げる正しい勉強方法

帰納法と演繹法:原理原則の理解

こんにちは、エミリーです。今日は帰納法演繹法についてお話します。 ブログ全体の目次

はじめに

たくさん問題をこなしているはずなのになかなか点数が上がらない方はぜひ参考にしてみてください。

帰納法演繹法とは?

帰納法(きのうほう)

「個別の事例から、一般的なルールを導き出す」考え方

たとえば:

  • Aさんは毎朝ランニングして元気
  • Bさんもランニングしていて健康的
  • Cさんも同じく

→ よって、「ランニングすると健康に良い」と考えるのが帰納法です。

☑️ 特徴:経験や観察をベースにして結論を出す
☑️ メリット:実体験に基づくため納得感がある
☑️ デメリット:例外があると崩れる可能性がある

演繹法(えんえきほう)

「一般的なルールから、個別のケースに当てはめて考える」方法

たとえば:

  • 一般に「運動は健康に良い」という前提がある
  • ランニングは運動である

→ だから「ランニングは健康に良い」と導くのが演繹法です。

☑️ 特徴:論理が成立すれば、結論の正しさが保証される
☑️ メリット:理論的でブレにくい
☑️ デメリット:前提が間違っていると結論も誤る

まとめ

  • 帰納法は「経験からルールを作る」
  • 演繹法は「ルールを元に当てはめて考える」

どちらも思考に欠かせない手法。状況によって使い分けるのが賢い選択です。

帰納法の落とし穴

大量に問題をこなしているはずなのに点数が上がらない方は、帰納法のみの学習に陥っている可能性があります。ルールの原理原則を理解せず、ぼんやりとした経験則のみが積み上がっているのです。

帰納法の学習例1

  • 犬は動物
  • 猫は動物
  • うさぎは動物

→ ではこれは?

ロボット犬
  • わからない…動物?

→ 不正解

演繹法の学習例1

  • 「動物」とは、生物学上では植物と並ぶ生物界の区分で、細胞壁葉緑素を持たず、運動性がある生物の総称。

→ ではこれは?

ロボット犬
  • 生物ではないから動物ではない

→ 正解

帰納法の学習例2

九九の四択問題があるとします。

Q.8×7は?

A.ア87 イ15 ウ56 エ65

解説:これは掛け算の問題。8×7=56なので正解はウ

だいたい解説ってこんな感じですよね。この解説を読んで

  • 8×7=56なんだ。覚えておこう。

という学びを得ても、別の九九の問題では正解できないことがわかると思います。

「その問題しか解けない」学びの獲得で止まっていて、違う角度から聞かれた類似の問題に答えられない。

帰納法の学習例2

ふりかえりの際、解説を読んでふんふんと思うだけではなく、自分がなぜ間違えたのか・何をわかっていないのかまで深掘りする必要があります。

Q.8×7は?

A.ア87 イ15 ウ56 エ65

  • ア 8と7で87だと思った →そもそも計算とは…を調べる
  • イ 8+7=15だと思った →足し算と掛け算の違いを調べる
  • ウ 正解
  • エ 九九の覚え間違い →8の段を強化する

このように、同じ問題でも間違えた理由によってふりかえりすべき内容は全く異なります。自分が理解していない原理原則を調べる必要があります。

解説を読んで知識を積み上げていく帰納法のみの学習を行ってしまうと点数が伸びません。「8×7=56」「3×5=15」…という点の知識を暗記しても、また別の九九を問われたら答えられない。たくさん問題を暗記しても新しい問題に答えられないのはこういうことでした。

診断士試験と帰納法の相性

帰納法も悪ではないのですが、毎回違う角度から問われる診断士試験においては、帰納法演繹法の両方をバランスよく使いこなしたいです。

試験の種類として、

  • A:毎回同じパターンなので暗記したものを置いてくるだけでよい試験
  • B:毎回違う切り口で問われ、その場で思考する必要がある試験

があります。

Aの試験に慣れている方が、良かれと思って・覚えちゃう方が早くて効率が良いと思って、とりあえず暗記してしまいます。世の中にはAの試験が溢れていますね。

診断士試験はBの試験なのです。東大入試(や類似する試験)の経験者でもない限り、今まで勉強してきた試験とは種類が違うと思ってください。

毎回違う切り口を問われる診断士試験では、原理原則のルールを理解していないと太刀打ちできません。

原理原則も理解するし(演繹法)、複数問題を解いて定着させる(帰納法という両方を使いこなせると良いです。

(参考)過去マスの使い方

原理原則を理解しない帰納法のみの学習に陥りやすい傾向は、過去マスや参考書○周派の方に多いです。

過去マスをお持ちの方は、

  1. 別の教材(みんほしやYouTube検索など)で原理原則を理解した上で、本当にそれがわかっているか・どんな切り口で問われても解けるようになっているか確認するために活用することをおすすめします。
  2. 量が多いので、全部やろうして勉強計画が破綻している方も多いです。まずはみんほしで学習を進め、苦手単元のみ過去マスで鍛える使い方がおすすめです。

おわりに

以上、診断士試験の学習における帰納法演繹法について述べました。原理原則を理解しない「点の暗記」に陥っている方はぜひ参考にしてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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