こんにちは、エミリーです。
今日は「一次試験が免除となる年でも一次試験を念のため受けるべきか」私の考えを述べます。
結論
受けない
解説
一次試験に合格すると、その年と翌年に二次試験を受けることができます。
一次合格した年の二次に落ちてしまった場合、翌年は一次を受けずに二次を受けることができる「権利」があります。ですが念のために一次に時間を費やすことは、その権利を「放棄」して二次合格の確率を下げる行為だと考えます。
私は今年ノー勉で受けようと思いましたがやめました。理由は、2次に専念できるのは今年だけであることと、今年受けて1次に合格できるなら落ちて来年受けても同じだと考えたからです。
— ささき|遊技機開発の転職エージェント (@sasaki_37career) 2020年12月24日
私の言いたいことは全部ささきさんが言ってくれている
シンプルに言い切れる理由
一次試験には科目合格制度があるため、「一次合格のために何科目受けるべきか」の戦略は若干複雑です。(後述します)
そんな中、「一次試験合格の翌年は一次試験を受けない」と言い切れる理由は、「一次試験に合格するとそれまでの科目合格による科目免除の申請資格はなくなる」というルールが存在するからです。
もしこのルールがなかったとしたら、「一次試験を単年では合格できない人」が毎年3〜4科目を受けるべきかは悩ましくなります。
この免除リセットルールがあるということは「一次試験に合格したら次の年まではぜひ二次試験に専念してください」という協会からのメッセージなのではないでしょうか。
一次試験を受けるメリットに対する反論
①一次試験の勉強をすることで知識が整理されて良い
二次試験合格のために一次試験の知識を整理することは良いと思います。
しかしそれはわざわざ一次試験を受けなくてもできます。主目的と副次効果を混同させずに主目的を果たす行為に専念するべきです。
②精神衛生上よい
一次合格・二次不合格の翌年に念のため一次を受けて合格しておけば「今年二次ダメでも来年がある」と思えます。ですが仮に「今年二次ダメ」で来年になったら、また「二次を受けられるのは今年まで」という状況がやってきます。ということは「来年もある」と思える精神衛生保持が必要だとするならば毎年一次に合格し続けなくてはならず、一次免除の権利を放棄するのと同義になります。
それよりは「今年しっかり決めよう!」という覚悟に転換した方が有益です。広義の意味での「締切効果」として集中力向上・生産性向上・背水の陣と考えてはいかがでしょうか?
また、ささきさんが言うように「今年受かるなら来年受けても同じ」です。
③二次試験は運要素が強いので試験を受け続けたい
二次試験の実力を高める勉強をするべきです。試験を受け続けることが目的なのか、二次試験に合格することが目的なのか、目的を考えれば二次試験合格の確率を高める行為を選べると思います。
④一次試験ノー勉で念のため受ける
これは大きなデメリットがなく、唯一許容できる考え方です。笑
とはいえ、一次試験の費用と時間と背水の陣の「締切効果」を失うためわざわざ受ける必要もない、というのが私の考えです。
⑤一次試験を単年では合格できないので、翌々年の科目免除のために受ける
これも悩ましいですが、一次試験を単年では合格できないということは勉強時間がなかなか捻出できないか勉強が苦手な方だと思われますので、二次試験に合格することが目的なのであればより一層二次試験に注力するべきと考えます。
一次合格のための科目合格戦略
前述した「一次合格のために何科目受けるべきか」は、「総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」というルールにより少しだけ複雑になります。
例えば1年目に法務だけ30点、法務以外の6科目がすべて70点で科目合格だったとします。2年目に法務以外の6科目全てを免除してしまうと、法務単体で「60点」以上取らないといけません。それよりは得意な科目と一緒に受けた方が「総得点の60%以上」を目指しやすく、法務単体の必要点数を「40点」まで下げることができます。
ケースバイケースですが、一般論としては苦手科目が残っている場合は得意な科目と一緒に受けた方が良いです。
おわりに
一次試験免除の人はぜひ二次試験に専念してください。
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一次試験再度受けるべきかについての考えを述べました。
— エミリー (@emily_study_) 2022年5月29日
もっと早く書くべきだったこのタイミングですみません。
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