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事例Ⅰ〜Ⅲの学習方法

ブログ全体の目次

はじめに

今日お伝えしたいのは以下2つの投稿についてです。

学習方法

①過去問5年分をほぼ100点になるまで解く&ふりかえる

②設問トレーニン

①過去問5年分をほぼ100点になるまで解く&ふりかえる

大事なこと

  1. プロセスを重視してPDCAを回す。
  2. 点数を見える化して、今の実力を把握できるようにする。
1.プロセスを重視してPDCAを回す。

「たまたま書けた」「丸暗記して書けた」は意味がないので、何を書いたかももちろん確認するものの、それよりもプロセスを重視してPDCAを回します。

プロセスは二次試験の解き方<事例Ⅰ〜Ⅲ>をご覧ください。

おすすめのプロセス

メモで列挙した要素(キーワード)をつなげて解答を作ります。

メモと解答を見比べると全然違うことを書いている人は、80分以上かかって点数が低い傾向にあります。

R2 事例Ⅱ メモの例

多くの方は完全な下書きを作る時間はないと思われます。メモをほぼ下書きとして解答を作るようにしましょう。

メモ→解答が全くの別人になっていると、そこがブラックボックス(暗考)になっているので、改善のPDCAを回すのが困難です。アドリブでゼロから生み出すのではなく、いったんメモにキーワードを列挙してから書くようにしてください。でないと「たまたま書けた/たまたま書けなかった」の世界から抜け出せません。がんばりましょう!

2.点数を見える化して、今の実力を把握できるようにする。

なんでも良いので、こんな感じで一元化して、今の実力を把握できるようにします。これにより、なかなか点数が上がらない科目に対する追加施策の必要性が確認できます。

点数記録の例

ほぼ100点になるまでやり直すとすると、3回以上は解くことになると思います。

例:1回目50点→ふりかえり→2回目80点→ふりかえり→3回目95点→ふりかえりのみ

1回目と2回目は80分で全量を解きます。

3回目は、

  • [16/20,24/30,16/20,24/30]のように、
    まんべんなく失点している場合は再度80分で全量解きます。
  • [20/20,28/30,18/20,14/30]のように、
    一部の問題だけできていない場合はその問題だけをやり直しても良いと思います。

模試も2回程度受けると良いです。 MMC模試推奨です。

②設問トレーニン

スピードアップ施策として、設問トレーニングも有効です。事例を解くのは80分+ふりかえり60分前後かかるため、短い時間でできる設問トレーニングで数をこなして特訓しましょう。

やること

  1. 設問を読めるようにする練習
  2. どんな要素を書くか思い付けるようにする練習

ふぞろいの使い方でも紹介していますが、そこでは2.のみを紹介していました。そもそも設問を読めていない方は、まず1.設問を読めないと、2.要素の想定ができません。

1.設問を読めるようにする練習

難しいことをやると思わない方がいいです。書いてあることをそのまんま理解するだけです。

  • Q聞かれていることは何か
  • ヒント(=制約条件)は何か

を理解しましょう。

第3問(配点 20 点)

現在、A 社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか。100 字以内で答えよ。

  • Q聞かれていることは何か
    →どのような能力を伸ばすことを求めたか
  • ヒント(=制約条件)は何か
    執行役員が部下の営業担当者に対して求めた能力の話
    →従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れたことに関係する話

これだけです。書いてあることを素直に読んでいるだけです。

「設問解釈=難しいことをしている」と思い込んでいる人は考えを改めてほしいです。

2.どんな要素を書くか思い付けるようにする練習

ここまでできたら、じゃあこういう設問の時はどんなことを答えるか?という想定ができます。詳細→ふぞろいの使い方

ふぞろいを使って「キーワードのカテゴリ」「キーワード」を思い付く練習をします。

キーワードのカテゴリ

キーワードは与件を読まなくても想定できそうなものだけでOKです。例えば与件を読まないとわからない「橋渡し役」などは思いつかなくてOKです。

キーワード

やり方と注意点の再掲

再掲1

再掲2

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ファイナルペーパーとまなびノートを活用して、あるあるキーワードとミス対策を蓄積していくのが良いと思います。

おわりに

あと2ヶ月弱、後悔のないようにがんばりましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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