まなび生産性向上・怪傑えみりーちゃんねる

点数を上げる正しい勉強方法

超貴重データ「合格者ムーブ」

こんにちは、エミリーです。 ブログ全体の目次

一次試験おつかれさまでした。合格された方、おめでとうございます!

残念だった方、ひとまずおつかれさまでした。まなび生産性向上では一次試験対策の無料Discordを開設する予定ですので、よろしければぜひご参加ください。リンク

はじめに

一次合格組の方は二次試験まで勢いそのままに走り切っていただきたいです。

こちらの動画もご覧ください。1時間あるので、有料の講義を受けるつもりでメモを取りながら見ていただきたいです↓

さて、このブログでは、去年の受講者アンケートをもとに「合格者ムーブ」を確認していきたいと思います。

アンケート概要

アンケート名:「勉強方法について教えてください」

対象:まなび生産性向上の事例Ⅳ特訓個別指導の受講者35名。35名中、合格者12名、不合格者23名。35名のみなさま、アンケートにご協力いただきありがとうございました。

回答方法:11の質問に対して5段階(あった/ややあった/どちらともいえない/ややなかった/なかった、できた/ややできた/どちらともいえない/ややできなかった/できなかった)で回答していただきました。

集計方法:回答ごとの人数も公開します。5段階を1〜5点に置き換え、合格者の平均点と不合格者の平均点を算出し、両者の差分が大きいもの順に発表していきます。

1位「点数の可視化」をどの程度できましたか?

合格者4.50 不合格者3.74 差分0.76

右列の合格率は「その回答者の中での合格率」を表します。

  • 「できた」人は44%合格
  • 「できなかった」人は0%合格

つまり、点数の可視化ができないと合格できないことがわかります。点数の可視化をしましょう。

点数表はこちらのブログに掲載しています→点数表
先週の勉強方法解説セミナーもご覧ください↓

2位「間違えた問題の解き直し(ふりかえり直後・後日)」をどの程度できましたか?

合格者4.42 不合格者3.70 差分0.72

ふりかえりだけして「ふんふん」と思うのと、実際にできるようになるのは、別です。実際に解き直してみると、ふりかえりしたはずなのにそれでもわかっていない問題が炙り出されます。「ふんふん」で終わらせずに解き直しをしましょう。

  • 「できた」人は43%合格
  • 「できなかった」人は0%合格

ふりかえりのやり方→リンク
もっと詳しいふりかえりのやり方↓

3位「筆考」をどの程度できましたか?

合格者4.33 不合格者3.61 差分0.72

※差分は同率2位。合格者の平均点順で3位にしました。

人間は難しい暗算ができないように、頭の中であれこれ考える「暗考」はできないのです。書きながら読む、書いて考える、書いて整理する「筆考」をする必要があります。

  • 「できた」人は50%合格
  • 「できなかった」人は0%合格

事例Ⅰ〜Ⅲのおすすめプロセスはこちら→リンク
事例Ⅳの筆考・見通しについては2つの動画をご覧ください↓↓

4位「自分が自分の点数を上げる」という当事者意識はどの程度ありましたか?

合格者5.00 不合格者4.30 差分0.70

  • 合格者の「あった」率100%
  • 「あった」人以外の合格率0%

差分でこそ4位ですが、はっきりと明暗が分かれる項目となっています。「自分が自分の点数を上げる」という当事者意識が「ある」人しか合格できません。「ややある」でも不十分です。

自分にあった勉強方法は人それぞれ違う→リンク
PDCAを回して改善し続ける必要がある→リンク
といった理由から、自分のPDCAを自分が回すことが必要となります。

勉強時間はほとんどが自習時間です。講義や個別指導の時間は自習時間と比べると少ないですし、聞くだけでは定着せずその後のアウトプットが重要なので、結局自習時間が重要です。

個別指導の受講者であっても、講師に依存せず当事者意識を持っていただくことで、個別指導からどれだけ吸収していただけるかが変わると感じます。

5位「まなびノートの見返し(すきま時間・問題を解く直前・試験本番の直前)」をどの程度できましたか?

合格者4.00 不合格者3.48 差分0.52

5位と6位を合わせて解説します。

6位「まなびノートの作成」をどの程度できましたか?

合格者4.00 不合格者3.52 差分0.48

まなびノートとは、忘却対策のために繰り返し見返す自分オリジナルのノートのことです。人は同じミスを繰り返すし、人は忘れるので、まなびノートに記録して見返します。問題を解く直前にも目を通し、同じ間違いをしないように対策します。

ノート見返しが「できた」人の合格率(25%)よりも、「ややできた」「どちらともいえなかった」人の合格率(53%、40%)の方が高く、まなびノートの功罪がうかがえます。

忘却対策は必要ですし、「ややできなかった」「できなかった」人の合格率が0%であることからも、必要であることはたしかです。(功)

ですが、まなびノートの作成が手段ではなく目的になってしまうと、「罪」になってしまいます。「解き直しをしましょう」よりも「まなびノートを作りましょう」の方がノートという実態を伴う分、目的化しやすく危険です。「点数を上げるため」という目的を忘れないようにしてください。読んでいて「これ読んでも意味ないな?」と思ったら、意味のあるノートに改善していきましょう。

解説写教もNG。未来の自分へ押し付けるのではなく、未来の自分へのプレゼントに。

また、全員に必要な内容は自分でわざわざ作成せずに、有識者の方が既に作成されているファイナルペーパーを活用させていただきましょう→リンク

7位「ふりかえりで不明点が生じた場合の不明点解消」をどの程度できましたか?

合格者4.17 不合格者3.78 差分0.38

「ややできなかった」合格者が1名いらっしゃり、差分順位としては下位ランクとなりました。基本的には、不明点は解説参照、ネット検索、chatGPT、ピアラーニング、講師への質問等で解消するべきです。とはいえ、優先順位をつけて、完璧を求めなくても合格できる可能性は残されているのかもしれません。

8位「インプットで不明点が生じた場合の不明点解消」をどの程度できましたか?

合格者4.08 不合格者3.83 差分0.26

「どちらともいえない」合格者が複数名確認できます。こちらも基本的には不明点は解消するべきですが、インプットだけに時間をかけずさくっとアウトプットしてみることなどが有効な場合もありそうです。

9位「やればできる」という気持ちはどの程度ありましたか?

合格者4.50 不合格者4.26 差分0.24

9位〜11位を合わせて解説します。

10位「今回の試験で絶対に合格する」という気持ちはどの程度ありましたか?

合格者4.75 不合格者4.52 差分0.23

9位〜11位を合わせて解説します。

11位「×を○にして点数を上げる」という気持ちはどの程度ありましたか?

合格者4.50 不合格者4.48 差分0.02

合格者平均4.50、4.75ということからも、

  • 「やればできる」マインド
  • 「今回の試験で絶対に合格する」気持ち
  • 「×を○にして点数を上げる」という気持ち

がないと合格できないことがわかります。一方で、不合格者の平均点も比較的高く、差分としては小さい結果となりました。非常に良いことだと思います。

そんな中で、「ややなかった」「どちらともいえない」方は合格率0%と、スタートラインにも出遅れていることがわかります。

「やればできる」しなやかなマインドセットの説明→リンク
こちらの動画でマインドセットの説明もしています↓

別解釈

上では「合格者と不合格者の差分順」で順位をつけました。
「合格者の平均点順」の順位は以下の通りです。

1位「自分が自分の点数を上げる」という当事者意識はどの程度ありましたか?
2位「今回の試験で絶対に合格する」という気持ちはどの程度ありましたか?
3位「点数の可視化」をどの程度できましたか?
3位「やればできる」という気持ちはどの程度ありましたか?
3位「×を○にして点数を上げる」という気持ちはどの程度ありましたか?
6位「間違えた問題の解き直し(ふりかえり直後・後日)」をどの程度できましたか?
7位「筆考」をどの程度できましたか?
8位「ふりかえりで不明点が生じた場合の不明点解消」をどの程度できましたか?
9位「インプットで不明点が生じた場合の不明点解消」をどの程度できましたか?
10位「まなびノートの見返し(すきま時間・問題を解く直前・試験本番の直前)」をどの程度できましたか?
10位「まなびノートの作成」をどの程度できましたか?

10位であっても合格者平均4.00点ですので、重要であることは強調しておきます。

おわりに

この超貴重なデータを参考にしていただき、「合格者ムーブ」である正しい勉強方法を推進してください!

正しい勉強方法が身に付く事例Ⅳ特訓は8月13日(火)、17日(土)からスタート!

こちらもご覧ください→【事例Ⅳ】60点超え成功に必要なこと・70点超え成功に必要なこと

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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